ジャンリュック

ドラゴン怒りの鉄拳のジャンリュックのレビュー・感想・評価

ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)
4.0
WBLC(World Bruce Lee Classic)2023の第1週にラインナップされていたこの作品、残念ながら観に行けなかったので、アマプラで鑑賞。

あらためて、その凄さを感じる。

何が凄いって、没後50年経っても、その存在が未だに唯一無二。

リー師父以降もいろんなカンフースターやアクションスターが出てきたけど、その佇まい、雰囲気、なかなか似た人が思い浮かばない。

特に格闘シーンでの、
静から動への一瞬の変化
見得の切り方
まさに唯一無二。

この作品で印象的なのは、道場で周りを敵に囲まれて、その円が縮んで広がるシーン。あれをオマージュしてたのは『キル・ビル』だったか。

敵を一人一人倒していく時のステージが進む感じが、なんとなく後の『死亡遊戯』に通じる。

そんなふうにブルース・リーをじっくりと味わえる一作。



前回鑑賞:2020/7/20