EDDIE

エイリアン/ディレクターズ・カットのEDDIEのレビュー・感想・評価

3.9
リドリー・スコット&シガニー・ウィーバーの出世作であり、地球外生命体SFものに多大なる影響を与えた金字塔!エイリアンやフェイスハガーなどクリーチャーの見事な造形、宇宙空間の閉塞感を活用した恐怖演出がとんでもなく傑出している。

『エイリアン』シリーズってたくさんありますよね。地上波でも何度か観たことありますが、やはりその原点は無視できません。
私の大好きな映画監督であるデビッド・フィンチャーが本シリーズの3作目を手掛けていることもあり、ちょっとシリーズ総ざらいしておこうと鑑賞を開始しました。
オリジナル版とディレクターズカット版がどう違うのかはわかりませんが、とりあえずU-NEXTで配信されていたディレクターズカット版を鑑賞。

とにかくエイリアンの造形が素晴らしいですよね。子供の頃は恐ろしくて仕方なかったですが、改めて観るとよくこんなに悍しくも説得力のある地球外生命体のフォルムを思いつけるのでしょうか。
エイリアンって元々外国人の意味ですからね。今やこのクリーチャーのことしか頭に浮かびません。

アンドロイドアッシュの存在はちょっとトラウマものですね。あれは気味が悪い。

今にも迫ってくる、どこに潜んでいるかわからないエイリアンの恐怖。SFとホラーの組み合わせは実に上手くいったと言えるでしょうね。
リプリー役で今後シリーズでお馴染みとなるシガニー・ウィーバー。彼女は終盤の下着半ケツ姿が脳裏に焼き付きすぎて、もはやそのイメージが定着しています。これって地上波で放送された時はそのまま放送されたんでしょうか?子供には刺激が強すぎますね。

そして、搭乗員の1人ブレットを演じていたのはハリー・ディーン・スタントンだったとは。鑑賞中もまったく気付かず、エンドロールで驚きが隠せませんでした。
大したレビューになっていませんが、このシリーズも徐々に消化していこうと思います。

※2020年自宅鑑賞195本目
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