超有名作ながら、グロ苦手派としては、わざわざアノ怪物を見たくない…と敬遠してた封印の一品。
とはいえ時も過ぎ、続編も関連作もあらかた出尽くした今、やはり観ておくか…と手を出してみました。
感想は、宇宙最凶生物はやはり人間なのね?!ってお約束の結論。そして、宇宙へ進出する時代になっても、男社会の圧力が変わってないという、おぞましさとげんなり感。原始からの差別構造は変わらない。
この作品も女性リスペクトの側面はあるし、続編もそうらしいし、近作では女性活躍ものが目立っている。でも、やはり抜き難い軽視と暴力は現存してる…という「今」を見せられているような不快感。ちょっと神経質な見方かも、ですが。
あと、意外だったのは怪物自体のおぞましさはあまり感じなかったこと。
さらに猫が、結構重要な位置にあったこと。なぜ犬じゃないのか…役立たないこと鉄板の「呼んでも来ない」生物なのに?!
百聞は一見にしかず…
みたつもりになっちゃいけませんね?!
話題作にはやはり理由があった、と再認識。もう一度観たいとは思いませんが。