お勧めされたので観た。
恥ずかしながら、日本のアニメを世界に知らしめた作品だとは全く知らず…
特にアニメに詳しいわけでもないので、作品作りに関しての凄さは分からない。
少し古いから見にくさや聞こえにくさはあったものの、深い作品でした。
劣等感や屈折した憧れとか、誰でも通る道だと思うし、鉄雄が力を得た時の嬉しさや調子に乗る気持ち、復讐心に呑まれちゃう気持ちも理解できる。
でも結局、自分の能力を超えるものは一時的な優越感だけで何の得にもならないよね。
何かを無理矢理作ることや、引き出すような不自然なことは悪いことしか生まないなと…
こういう失敗、人間は何度も繰り返してる気がする。
もう30年以上も前の作品なのに、どこか今の世の中にも繋がる部分があって怖くなった。
