覆葉陽造

アキラ AKIRAの覆葉陽造のネタバレレビュー・内容・結末

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

当たり前だけど映像は文句なしに恐ろしい…
煙がゆっくり滑らかに動くのとか30年前に人間がセル画で描いてるとはとても思えない

フィフス・エレメント然り80-90年代から想像した未来の世界観が大好きなのですが
戦争という負の時代から前を向こうとするあまり、新しい力に飛びついて結果また崩壊を繰り返すという構図…

しかもそれを止めようとするのが軍人(大佐かっこいい)というのも皮肉たっぷりですね
ナンバーズを彼だけは名前で呼ぶのも…泣

金田に守られてばかりで弱い自分を認めたくなくて、自分ではコントロールできない力に飲まれていく鉄雄もそれの対比なのかなと思いました

結局最後には金田に助けを求めるシーンでうるっと来た…どれだけ突き放されても「助けて」に応じる金田も泣
兄弟同然なんだもの、喧嘩くらいするよね…仲直りできてよかった
覆葉陽造

覆葉陽造