ペン子

アキラ AKIRAのペン子のネタバレレビュー・内容・結末

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかくオマージュされまくるAKIRAをようやく視聴!!!

映像、音楽、ストーリー、どれをとってもどの時代に見てもセンセーショナルな作品だ(!)

絶対金田がAKIRAだと思っていた。AKIRAの正体がわかった後で考えると、タイトル痺れる。

もちろんストーリーは全然理解できてない。原作読まずに理解することは可能なのか?よく見るAKIRAのTシャツ着てる人に、解釈聞きたい。










~守鍬さんの解釈メモ~

・「アキラは絶対のエネルギー」=アキラとは、何か行動を人間が起こそうとする理由(エネルギー)
→「そのエネルギーは単に遺伝子によるものではないか?」
→「空気や水や宇宙のチリには遺伝子はあるの?」
→宇宙の始まりのエネルギーがあるならば、そのエネルギーを出す存在があったはず
→その記憶が遺伝子のように私たちに受け継がれているのかも。だから人間は何か行動を起こそうと考えるのではないか?

・アキラ・鉄雄は順番が狂って(人為的な科学の力で)生み出された存在で、彼らの持つ絶対(的)のエネルギーは破壊と破滅しかもたらさない。
=「絶対のエネルギー」は宇宙の始まりになくてはいけないのに、時間が経ってから生み出してしまった。

・最後の光の中は多元宇宙的な世界
→金田が中で見た鉄雄の記憶
=鉄雄が作った別の宇宙(宇宙ですらない?)
→金田が別の光の中に入る
=アキラの作った別の宇宙(同上)

・「鉄雄には無理だった。今の僕たちには大きすぎた」
→現在のような宇宙を新しく誕生させるには力が足りなかった
=アキラの宇宙・鉄雄の宇宙は不完全

・鉄雄の光=鉄雄の劣等感の記憶・エネルギー

・ラストの鉄雄のセリフ「僕は鉄雄」は、劣等感がない、これから新しい人生を歩んでいくエネルギー。このエネルギーを元に5人でビッグバンを起こした。

ちょっとスッキリした!!!もう一回観る。
ペン子

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