Mee

プリティ・ブライドのMeeのネタバレレビュー・内容・結末

プリティ・ブライド(1999年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

マギーの声が可愛い😍💕
冒頭のインパクト大!
結婚式のスタイルも卵の好みも全部相手に合わせているマギーに、アイクが言わずとも自分がないなぁと少しイライラ。
そこで「あなたも自分がないじゃない。私と同類よ。」というセリフがグサッときた…。
たしかに、確たる自分、誰にも影響されないオンリーワンの自分を持っている人なんているのだろうか。
みんなどこか相手に委ねてて、でもどうしても譲れない部分こそが自分なのかな。
その委ねる部分、譲れない部分が上手く合致した2人が結婚するのかね。

カードゲームやタイヤのブランコをして遊ぶ2人は、正に“やり直し”というか、リスタートをして自分を探す素敵な時間だったのだなと思う。

でもまた逃げるのか〜〜…。
何だかダメ押しの盛り上がり所というか、自分としてはそこは素直に結婚してハッピーエンドで良かったのかなと思う。
逃げた理由もあまり共感できない。
「この人達は本当の私を知らない」って、マギー自身がそう見せといてそれは自分勝手かなあと。
でも前半で鈍感さというか、自己中心的な部分も見せていたのでキャラクターの軸がブレるということは無かった。

…実は結構自分を持ってる?🤔笑

自分を客観視して、自覚するということが1番難しいのかもしれない。
今作で『他人は自分を写す鏡だ』という言葉がようやく腑に落ちた気がする!
他人の感じている自分が、ある意味では自分なのかな。
他人に言われて初めて気付く自分らしさとかあるしね。

だめだ!!自分とは何者かという思考は無限の沼にハマっていってしまう笑

取り敢えず映画自体は主人公にあまり共感できず、ラストは蛇足に感じた。
Mee

Mee