ネットもまだ創世記で一部のマニアがこぞってWindows95に傾倒していた時期、勉強も容姿もスポーツも特に秀でていないモテたい男子の拠り所。
それがバンドだった。
今となっては、AIのアルゴリズムによって、自動生成できるところまで来てしまったので、ロックにクラッシックやジャズをフュージョンしたり、ブルースやファンクのエッセンスを取り入れたりアレンジも無尽蔵に生み出せる。
彼らネット世代のミュージシャンもペンタトニックスケールなんかで悩むこともあるのだろうか?
私も高校生からギターにハマり、バンドも大学生の時までは組んでいた。
洋楽のコピーバンドやオリジナルフォークバンドなどだ。
大学の友人たちは就職活動をせずに音楽活動を続けた奴等もいたが、私にはその根性も才能も無かった。
ギターは今でも私の傍にあるが、爪弾くことも稀になってしまった。
学生時代は音に載せたい歌詞も思いついたものだが、心の叫びは消滅してしまったのだろうか?
It couldn’t be Ann Down by Saint Mary’s
は男の些細な絶望を歌っているが、これが心の叫びとしては良く響く。
情け無さを隠さない歌詞っていいよね。
似てないけど、なんとなくR.E.M/Losing my religionやCounting Crows/Mr.Jonesを彷彿とさせる。
しかし最初のハードコアパンク、酷かったよな。