こく

はるか、ノスタルジィのこくのレビュー・感想・評価

はるか、ノスタルジィ(1992年製作の映画)
4.5
過去の初恋に囚われた中年の物語。

『さびしんぼう』とかなり似た構造だが、ねちっこいほどに過去の傷と初恋にこだわる大林監督は凄い。今も同じことやってますから! 褒め言葉として最強のロリコンですよ。

現在の視点で観ると少女の扱いがあまりに男目線でラノベの登場人物っぽく都合よいが、きっと記憶って都合よく作られるからよし。主人公も少女小説作家だし。

最高最強の石田ひかりは、この作品と『ふたり』に永久保存されてます。

尾美としのりと佐野史郎がイケメンという設定は並行世界みたいだ。
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