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電子戦隊デンジマンのSEIJISANのレビュー・感想・評価

電子戦隊デンジマン(1980年製作の映画)
2.5
TVシリーズ観てました。その劇場版。上映時間も45分とTVシリーズよりもスケールと物語に深みを与えられそうだ。そして実際TVシリーズでは不可能な物語の展開に成功している。電磁星から地球に電磁姫が飛来していた過去が明かされて地球には電磁星の末裔が生きている!途中で回想シーンが挟まり「デンジマン観た事が無い人」への配慮までなされている。オマケにギャグシーンまで挟まれていてザ・ドリフターズの「もしも...」のコーナーみたいにデンジマンがもし侍だったら、アメフト選手だったらなどなど遊びが含まれている。個人的にツボだったのが、誘拐の被害に合った人々が海で楽しんでいたら被害に合っている為に、謎の犯人に罠を張るため、デンジマン達も海辺でパーティーを開催する。ビーチパラソルにパイナップルが傍らに置かれていて、その周囲で海パン姿の男達が変なノリで踊り狂うシーンです。不覚にも笑ってしまった。しかしこの頃から後の「宇宙刑事ギャバン」になる大葉健二さんの存在感は圧倒的ですね。
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