とにかく非常に不幸な話。
マイケルにもハンナにも、全く共感出来なくて、微妙なモヤモヤが残った。
ハンナは知的で勤勉なように見えた。
でも、時々、おかしな言動もしていたし、そんな秘密を抱えて、恥ずかしいと感じているのなら、もっと早く克服すればよかったのにと思ってしまった。
時代のせいなのか、障害を持っていたのか、心の問題のせいなのか、よく分からないけれど。
マイケルを演じるレイフ・ファインズは、私にとっては「シンドラーのリスト」より「ハリー・ポッター」シリーズでヴォルデモートを演じてたのが印象的。
ハンナを演じるケイト・ウィンスレットは「タイタニック」が代表作だろうけど、私にとっては、ドラマ「ミルドレッド・ピアース 幸せの代償」の方が良かったように思う。
少年時代のマイケルを演じていたのは、笑顔がキュートなダフィット・クロス。本作以外では観たことがないのだけれど、素敵な俳優さんだったので、今後に期待。