夏目誠也

愛を読むひとの夏目誠也のレビュー・感想・評価

愛を読むひと(2008年製作の映画)
3.5
大人の恋愛、複雑。

この時代の不便さが羨ましく思えた。自然な出会いをしたい。手間をかけたいし、過程をたのしみたい。

ハンナはやっぱり訳ありだったかと思ったけど、マイケルにとっては悲しい再開だったよね。

一度関係をもって愛した人は、どんなに時間が経ったとしても特別な存在だよね。自分も相手に特別な存在として扱ってもらえるようになりたいと思った。

たとえお別れをしたとしても、人生の最後にお互いが付き合って良かったと思えるようなお付き合い、時間の過ごし方ができたらいいな。

別れた後もお互いの幸せを祈りながら「またどこかで会えたらいいな」と、ふと思える別れ方ができたら、付き合ってた時間がより愛おしく思える気がする。

恋に正解も終わりもないことを教えてくれる映画でした。
夏目誠也

夏目誠也