深夜2時の映画記録

愛を読むひとの深夜2時の映画記録のレビュー・感想・評価

愛を読むひと(2008年製作の映画)
4.5
1回では難解で結局5回ぐらい観た、、 

「罪に対する憎悪と愛の記憶」

マイケルとハンナの間の、残酷なまでの時間の重さを感じ取れる行間や沈黙が思考を与えてくれた。

ソファーに横たわるマイクが「オデュッセイア」を朗読し、その胸に抱かれたハンナが号泣するシーンが好きだった。こうして愛する人に守られながら物語の世界に浸ることができたらどんなに良いだろうと思う。