こまだこま

愛を読むひとのこまだこまのレビュー・感想・評価

愛を読むひと(2008年製作の映画)
3.7
映像が綺麗で、原作本よりも映画でさらに魅せられる作品だと思った。
マイケルが本を朗読する時の声色だったり、"間"だったり、聞いているハンナの表情だったりが観られてこちらまでワクワクさせられた。
裁判のシーンの迫力や臨場感も映像作品ならではだと思う。
終わり方についてなど、観た人と語り合いたくなる深い作品でした。主張すぎない音楽も静謐でとても素敵。
ドイツの持つ重たい歴史を含め、いつか実際に現地を訪れてみたい。ドイツの映画を観ると想いが強くなります。
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