あみ

愛を読むひとのあみのレビュー・感想・評価

愛を読むひと(2008年製作の映画)
4.0
わたしの今のリテラシーでは言葉にならない。

もっと世界の歴史を知り、たくさんの文学を読みたい。
視野を広げたい。

そう思わせてくれた映画。

心理描写を追うだけでは、とても解釈しきれない物語だった。


本編とは関係ないけれど、自分自身をかえりみるきっかけにもなった。
ハンナのように文盲ではないけれど、10代の頃はわたしもお世辞にも勉強熱心とは言えない人間だったから、大人になっても知らないことばかり。
なんというか生き方が稚拙で、浅いところでしか生きてないなと最近、強く思う。

いまからでも勉強しようと思った。
ハンナのように。


ハンナは文字を習得し、本が読めるようになり、"学んだ"ことで自責の気持ちに気づいてしまったのかもしれない。

それが悲劇だったのか、それとも運命だったのかはわからないけれど。

✳︎

全然うまくまとめられないけれど、ほんとうにいま観れて良かった作品。
原作も気になる。

もっと視野を広げる。


2018/no.3
あみ

あみ