りーん

愛を読むひとのりーんのレビュー・感想・評価

愛を読むひと(2008年製作の映画)
3.8
大人な恋愛映画…と思ったら、
そんなことが?だからドイツ舞台?ああ苦しい! と刺さった映画だった。
好きだったんだ、本当に。だけど彼女は…
って上手く書ききれない。
彼女の秘密に気づいたシーンは胸に迫るものがあった。そして、それが彼女にとってどんな秘密なのかもわかってるのが更にもどかしい。
許しきれないかんじもまた苦しい。
あの場で会ってしまうのは予想できたけど、あんなにも過去の全てが絡まって彼を動けなくしてしまうなんて思わなかった。
そして読み聞かせが物語の中でこんなにも大きな役割を果たすとは。
彼は最後まで語って聞かせるんだ。

ケイト・ウィンスレットさんの大人の気品、悲しげな表情が印象的。
レイフ・ファインズさんてあんな優しい眼差しの人だったんだ。てか、若い頃の雰囲気とか微笑み方とか眉間のシワとか、いかにもそのまま年とりました感がすごい!
動揺?で後ずさりして寄りかかるのも若い頃と同じ!再現度すごいと思った。
あとちゃっかり法学生の中にフォルカーさんいて、正論ぶつけてくるいい役どころがよかった(何様)
そして法学生をまとめるのがブルーノ・ガンツさんという圧倒的安心感。

あれっ なんか気づいたらすごい書いてた。
りーん

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