Hayato

愛を読むひとのHayatoのレビュー・感想・評価

愛を読むひと(2008年製作の映画)
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静かで綺麗なのに痛ましい映画

本とか知識は壁の向こうを見るのを助けるっていう表現をよく見るけど、これは、、、

レイフファインズどこまでもイケてるのに、役柄が最後の最後まで子供。しかも結局それを子供に伝えるってどうなの? あなたは僕の人生に一番影響のあった人との子供ではないって言われる娘の気持ちはどうなるわけ?

ケイトウィンスレットが広い年齢の範囲を演じてて、そこが見所。ついこの前「いつか晴れた日に」を見たから、この映画の中で1番若い彼女からトライアルの時の彼女と最後の彼女と色々見れた気がする。いつまでも綺麗ですね

2人の緑色の目がよかったです。

2次世界大戦後の裁判所なんて、ナチスとなんら変わらない。どっちがその時正しかっただけだよ。だから裁判官何も答えられないんじゃないか
あと学生の1人ね。直接弾丸を打ち込みたいって言ってたけど、じゃああなたはそのあと自分にも打ち込んで死ぬよね?そういう事だよね?って言いたいし。ああいう奴に限ってナチス政権下なら嬉々として人殺しするだろうよ。そもそも人殺しだとは思ってないんだから
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