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中国女のTenKasSのレビュー・感想・評価

中国女(1967年製作の映画)
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青春映画に観えた。
後半の列車での対話は台本なのか即興なのか、イヤホンさせてその通りに喋らせているのかわからないがアンヌ・ヴィアゼムスキーの青臭さったらない。「私間違ったこと言ってます!?」ってヤバい。
思想云々でなくその若さと青臭さに恥ずかしくなってくるくらい滑稽な印象。正直言ってることの3割も理解していないが、列車での対話と除名されたアンリくんの羊の例え話が筋を端的に表しているような気もする。
「今作られつつある映画」と銘打って、撮影風景を放り込んでみたり、小さな一歩として映画を終えたりしているのかなと。ノックしまくる一方で扉から出てくるところで終わる。
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