天カスさんの映画レビュー・感想・評価

天カス

天カス

映画(1665)
ドラマ(42)

ゲームの規則(1939年製作の映画)

5.0

映画の歓びしかない。
観て、聴けば良い。

大戦の直前、退屈さとやるせ無さが支配する。
行き交う場所としての廊下。
フレームからの出入りが激しい役者の動きをその直前で完璧な所で捉えるカメラ。計算し尽く
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裁かるるジャンヌ(1928年製作の映画)

5.0

現在の映画が宿命的に背負っているハイコンテクストぶりに若干食傷気味になってきたので、もっとプリミティブな映画的快楽を思い出そうして観た。やはり傑作以外の何物でもなく…。
孤と多。内と外。観る観返す。人
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サラブレッド(2017年製作の映画)

1.5

ピント送りで言い訳したり音楽を止めてコミカルな場面だと分からせようとしたりするのが異様に鼻につく。ダラダラと人物を後ろから追いかけるだけの長回しも退屈。チャプター分けされている意味はさっぱりわからない>>続きを読む

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

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これが配信された時は『ブレイキングバッド』を1秒も観たことがなかったと思うと寒気がするな。こんなに感動しちゃって…

私というパズル(2020年製作の映画)

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痛みを分かりえない私には、この映画に何か言う権利がないな(他の映画にはあるのか?)

誰だっけこの人→サラ・スヌーク!ってなった。

アイム・ユア・ウーマン(2020年製作の映画)

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家を追い出された後、カットが変わると道端に取り残される画面になっている序盤は期待値がMAXだった。
取り残され続けた人が置いてきてしまった人たちを置き去りにしないまでの話。二時間飽きなかったし面白かっ
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#生きている(2020年製作の映画)

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全編トーンがほぼゲームな娯楽のティーンムービー。なのでゴア描写は日本用にローカライズされたホラーゲームくらいで、映画としてもなんてことはない。
しかしその割に孤独を極めると結果自死を選ぶってところをそ
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

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スローモーションもクロースアップも回想も音楽も、特にドラマパートでは感情部分に奉仕し過ぎていて俗もいいところ。カンヌのオフィシャルセレクションというのも俗っぽさを増している。
とはいえ社会情勢から来る
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デンジャラス・プリズン ー牢獄の処刑人ー(2017年製作の映画)

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歩く見る待つ殴る蹴る殺す

人間の頭が吹っ飛んで年が明けた。

他の監督作観た時あまり感じなかったけどこれは室内が多いからかデジタル撮影だからか、扉が多く登場するからか、歩くシーンが多いからか、主人公
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

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映画にスパークした人の魂が取り憑かれ、迷い始めるとシネフィルと成り、映画館で独り言を言い出すのか…などと思いながら見てすみません。

映画を作り続けてあーしろこーしろと世界中の子供(と大人)の無意識に
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

1.0

説明的な音楽が最悪過ぎる。
キレがないから面白くも何ともない4コマ漫画的な編集も最悪過ぎる。
語らずに魅せるのでなく語る事をやめているだけ。

大概宇宙船の中で話が展開するSF映画では、登場人物はモニ
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マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

4.0

リッチで、タイトで、饒舌で…。長くハイコンテクストなドラマシリーズや映画ばかり今年は観たのでこれくらいのタイトさ(尺にしても舞台設定にしても)が嬉しい。

何より音による遊び心も忍ばせているのが楽しい
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ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

2.0

なんか自称昔はスレてた予備校講師が、年に150回は話すであろう何も無い地方から良い大学行って人生変えた的な話を二時間観せられた気分。原作自伝だから仕方ないかもしれないが…うーん?途中で興味を失って惰性>>続きを読む

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

4.5

西部劇リテラシーが皆無なので来年は頑張って西部劇を観よう…。

冒頭のディゾルブで眠気が覚める。
全力のスロー西部劇。
御一行がどこかの山を目指すが雇った案内役ミークが信用ならない。
行き先をどうする
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

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長く続く人気作品に多い、作品それ自体が観客とファンによる強い力を持ちすぎた考察、欲望の投影を振り払って、作品それ自体を再定義し批評し直す。恐らくそういうタイプの映画。大概「賛否両論」のレッテルが貼られ>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

2.0

さっばり解釈の仕方が分からない映画だった(いろいろ思いついたが消した)

トマホーク ガンマンvs食人族(2015年製作の映画)

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音を支配した方が勝つ。
ワイヤートラップの音、ヤバい笛の音、最後の銃声…。音は生きている印?
信仰が強く脚の不自由な男が最強。

Dans le vent(原題)(1963年製作の映画)

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街でファッションを発見して、その情報源と舞台裏までやってのけて8分。
心地よいテンポを作る音、編集、ズーム。

ブルー・ジーンズ(1958年製作の映画)

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永遠に若くはないし、金もないし、ガソリンは高い。もちろんベスパも永遠には走れないし、ナイトクラブはラジオ。
ていうか寒い部屋で布団にくるまってこれを見ている人生とは…???

1日テレビにくっついてる
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

4.5

クソ面白かった。
HBOがこの映画の監督とかS・クレイグ・ザラーとかルパート・ワイアットとかをエピソード監督にして『The Last of Us』やるよとか言い出さないかなぁ…。ねえだろうな…

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

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ビルとテッドがそもそも愛おしいのに、互いの名前を付け合った娘二人まで死ぬほど愛おしいという奇跡のようなキャストたち…。二人ともNetflix系の作品からか!
テッドのお父さんがそのまんまの姿で出てきた
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

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「悩みがあるなら人間やめちゃえば友達できるしオッケーー!」みたいなポジティブさ。
そもそもネズミにされても誰も悩まず、チーズ食いてえとかブドウ食いてえとか学校行かなくてよくなった!とかふざけたことを言
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夜の人々(1948年製作の映画)

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序盤ボウイを見下ろすキーチーの目線と、終盤に警官を見上げるキーチーの目線。
ボウイの手紙を読む時の表情は隠されて、アップもゆっくりと闇に消えていく

息子の面影(2020年製作の映画)

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悪魔と死の象徴として提示され続けた炎。それが束の間、未来への希望を伴って息子を亡くした母から、母を亡くした子へと照らされる。しかしそれも虚しく、悪魔は容赦なく口笛に呼ばれて目の前に現れる。そうか、火を>>続きを読む

湖のランスロ(1974年製作の映画)

4.5

私はシネフィルというのではないしそもそも成りたくもないという半端な存在なので、こういう本当に半端ない映画には「半端ない」以外の感想がない。

ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

4.5

トム・ムーアは相変わらず最高。
凄くハイコンテクストでハイスピード。
テーマ自体を抜き出せば若干見飽きてきた感じもする。ただ、サブテクストがとにかく多彩。にも関わらず詰め込みすぎてる感じは余りしないの
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Days(英題)(2020年製作の映画)

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ライフゴーズオン………
オルゴールほどの叫びが、都市に掻き消されないように……

天空のからだ(2011年製作の映画)

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紆余曲折の感情を経て海に(入水に)向かう映画は全部最高なのでは…?

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

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見たのに直後に見た『燃ゆる女の肖像』のせいで記憶が消えた。
映画で活人画。ツァイミンリャンの『あなたの顔』とも形式が似ていた。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

5.0

もはや主題からして語ること自体が間違っている気もする。百合(この言葉もいまや相当陳腐な気が…)だとか同性愛を主題にした物語やその関係の持つ脆さと儚さは、その二者の眼差しの交錯が第三者の介在を全く許さな>>続きを読む

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

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AppleTV+の無料体験がiPhone購入時に付いてきたので、試しにこの映画をみようと再生してみると、数多ある言語設定の中から日本語だけ字幕が全く表示されないというバグが発生していたらしく「はいはい>>続きを読む

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

4.0

初めて沖田修一監督作を見た。
コンスタントに映画を撮り続けている人なので単なる商業監督的なものと勝手に思っていたけど、こんないい意味で狂った映画を作る人だとは思いもしなかった。凄い。
(自分のアンテナ
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FLIRT/フラート(1995年製作の映画)

4.0

割と高頻度で映画的な瞬間が、光のあたり方、人物の配置やポーズ、人の画面からの出入りにあってゾクっとする。NYの変なジャンプカット、ベルリンのロングショット、東京の本屋でのトラッキングショット。
同じ物
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ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)

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ガワだけテキトーな癖に割と中身ちゃんとやろうとしてるのが良すぎる。
今まで見た映画の中では『僕の彼女は地球人』並のテキトーさ。

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