チャーリー・カウフマンの素晴らしい脚本とミシェル・ゴンドリーの演出が化学反応を起こした、とにかくエラい奇跡的な相性をみせた映画
ミシェル・ゴンドリーとはもう一作ぐらい撮っていたかな?どうかな?
実はミシェル・ゴンドリー自体はそんな脚本上手じゃなくて、自作映画はあまり勧められたものじゃないかな…
やっぱPVとの尺を持て余すんでしょうか
それはともかく…忘れるって怖いことですよね
「無かったことにする」ことですから
誰かと積み重ねた時間、思い、感触、抱擁の暖かさも、あの人の言葉の棘も、待ちくたびれた時間も、なーんも無かったことに
スカイクロラのラストやヱヴァの二代目綾波とシンジの接触のような、あの気まづさ、切なさ、「知った人間なのに自分のことを知らない」という空虚感、悲しさといったらないです
失恋なんてメンタルそのものですからね…人によっちゃこんな手術も受けたくなるんでしょう