ワン

ドラえもん のび太とアニマル惑星のワンのレビュー・感想・評価

4.0
ある夜、ピンク色のもやを見つけたのび太が中に入ると、その先に広がる世界には2本足で歩く人間のような動物がいた。翌日、あれは夢かと思ったのび太はドラえもんとしずかを連れ、再びもやの中へ入った3人は、犬の少年チッポと出会う。そこは、動物たちが公害のない文明で平和に暮らすアニマル惑星だった。かつて月に住んでいた動物たちは、悪魔ニムゲに追われ、神様に光の階段でこの星に導かれたというのだった。だが、その事を知ったニムゲは再び星を征服しようとアニマル惑星にやってくる。


【劇場版第11作目】舞台はアニマル星と地獄星。のび太の家の中にできたもやを抜けるとアニマル惑星に繋がっていたという導入部が相変わらず面白い。一輪の花を手にしているなんてロマンチック。

環境問題を扱い全体的にシリアスムードだが、それを和らげるのがジャイアンの受難。近眼のゴリラに息子と間違われるジャイアン。「僕はここにいるよ」と本物のゴリラの息子。完全にネタ化している。

ニムゲの惑星に潜入し普段ツキのないのび太がひみつ道具を使って危機を乗り越えるシーンはハラハラした。珍しくタイムマシンという万能機械が登場しないも良かった。
ワン

ワン