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おようのodyssのレビュー・感想・評価

およう(2002年製作の映画)
3.7
【渋谷亜希の魅力】

(以下はこの映画がロードショウ上映された2002年に書いたレビューです。)

関本郁夫監督作品。鬼団六原作。 

大正時代、貧しい生まれながらその美貌故に、藤島武二や竹下夢二などの画家からモデル兼愛人として愛された女性の生き方を描く。画家役の熊川哲也、里見浩太朗、竹中直人がそれぞれの個性を発揮している。

この映画でデビューを果たしたおよう役の渋谷亜希がたいへん美しい。欲を言えば色気が足りないような気もするけれど。なお渋谷亜希や熊川哲也の写真入り葉書セットがサービスとして付いている。加えて、パンフレットは、作品のキーとなるシーンが豊富に収録されていてお買い得(600円)。 

というわけで悪くない映画なのだが、私が見に行ったときは私を入れて2人しか客がいなかった。どうなっておるのだ。男性映画ファンよ、渋谷亜希を見るために映画館に行こう!  
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