あー

タレンタイム〜優しい歌のあーのレビュー・感想・評価

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)
4.5
ファーストショットからアジア映画が始まった!って感じで嬉しくなったし、『淑女は何を忘れたか』をオマージュした?ラストまでずっと最高
影響を受けたと公言している小津のように家中のショットを挟んで間を作る感じとか凄くいいし、コミカルな要素があるのも似てる
特に「いつまで経ってもパリス・ヒルトンの職業がわからない」って台詞はめちゃ笑った
音楽コンテストの映画なのに、聾唖者を主要キャストにおくことでより言葉を強調させるつくりの巧さ
でも言葉を超えて伝わるものもあるんだよな
コンテスト出場者全員がなんらかの葛藤を抱えているのを盛り込んで2時間以内に収める脚本凄すぎ
あー

あー