タレンタイム〜優しい歌の作品情報・感想・評価・動画配信

「タレンタイム〜優しい歌」に投稿された感想・評価

こんなによき人たちばかりでも分断は起こるんですね マレーシアのこと知りたくなった 
アメリカやヨーロッパで描かれるものとは違う、多民族国家マレーシアの多様性。

社会的で現代的なテーマを扱いながら
恋愛映画であり学園モノであり、家族の物語でもあり、そして何より素晴らしい音楽映画でもあるところが◯。


悲恋と喪失とそれを乗り越えようとする若者たち。

多言語、異文化、複数の宗教が入り混じる社会だからこそ、聴覚障害や手話での会話だったり、視線を交わすだけのノンバーバルな表現がキーとなるし、
セリフではなく音楽でエンパシーが表現されるラストシーンに心揺さぶられる。
cyph

cyphの感想・評価

3.3
マレーシアが多言語他民族国家であるということを映画の中に映しとるだけでなく希望に満ちた未来まで提示する、しかもあくまでユーモラスな優しい目線で というコンセプトは素晴らしくそれがめちゃめちゃ響くひとも多くいるだろうことも100%理解はできるけど、そもそも優しいひと向けの映画をアルカイックスマイル以外の表情で観れない人間なのでふーんおっけ てかんじだった わたしはね、めちゃめちゃになりたくて映画を観てるんですよ…優しいきもちになりたいわけじゃないんだ

よかったとこ
・英語 マレー語 タミル語の使い分け方がいまいち掴めないとこ
・メルーのお父さん
・マヘシュの叔父さんの手紙が読み上げられるシーンで衣装屋で死体のようにじっとしている叔父さんに最後白い布(花婿衣装?)ががばっとかけられるシーン
・マレー系ムスリムのメルーとインド系ヒンドゥー教徒のマヘシュと触れ合わないまま番いのように寝てるシーン
・タレンタイムでそれぞれの民族の子がそれぞれの正装をしてくるところ
・最後中華系のカーホウの真紅とムスリムのハフィズの白が抱擁して幕を閉じるところ
じーこ

じーこの感想・評価

4.5
やっと観れた…謝謝台湾Netflix!

独特な世界観…やっぱりマレーシア好き
いつかは多民族国家に住んでみたいな

映像もレトロな感じがすてき

#台湾Netflix
たく

たくの感想・評価

3.5
評判の良い本作。
マレーシアを舞台に「タレンタイム」という高校内の音楽コンクールを目指す学生たちにスポットを当てた群像劇で、恋愛に友情に親子愛、そして宗教的な問題など多くの要素をドビュッシー「月の光」と柔らかい映像でまとめた感じなんだけど、ちょっと刺さらなかった。マレーシアが多言語国家なので、英語とそれぞれの母国語が目まぐるしく入れ替わるのが不思議な印象を与える。

タレンタイムに出場するムルーと彼女の送迎係となったマヘシュが恋に落ちる展開で、最初ある理由でマヘシュがムルーの挨拶を無視して気まずい関係だったのに、いつの間にか相思相愛になってるのが雑で入り込めなかった。この二人が宗教上の問題で引き裂かれそうになるところが、マヘシュの母親と叔父の過去に絡んで全体のテーマになってた感じ。

劇中で歌われる歌が素晴らしくて、特にムルーが歌う「Angel」が胸に響いたね。楽器演奏の吹き替え演技は登場人物全員適当だったけど。終盤での民族衣装をまとった少女の踊りも素敵だった。
前に出たシーンが後になって意味が分かるという演出が多用されてたのが印象的で、ハフィズの母親登場シーンなど全く別の話が始まったのかと戸惑った。二人の男性教師が同性愛と誤解されるような描写が回収されないのと、この教師がたびたび屁をこくのがギャグなのか何なのか分からないのが気になった。
さき

さきの感想・評価

4.1
まずは、音楽や歌が良い。流れるシーンそれぞれに、すごくマッチしていて感情移入ができる。

日本人は、宗教が身近に無いから普段の生活で信仰の違いで揉めたりすることは中々無いと思うんだけど、この映画ではそれがリアルに描かれているなと思った。
"影を踏まないほど崇拝している"なんて考えたこともなかった。

恋愛、家族愛、友達愛って愛に溢れてた!
マレーシアの映画は初めて見たけど、これが最初で良かったなと思う。
見終わった後に、何故だろうこんなに泣けてくるのは何故だろうっていうこの感じ。

ラストクリスマスとかグレイテストショーマンみたいな押し付けがましい多様性みたいなものが一切なくて、ただ、ただ俺の心に教えてくれる何かがあったってことなんだろうと思う。信じてみるか?俺も信じてみれば良いのかって、、なんて言えば良いんだろうちょっと、後で追記してもいい?
XXXXX

XXXXXの感想・評価

4.3
ヤスミン・アフマド監督の遺作となった作品!
活動期間6年、制作した長編映画の数は6本と言う、短い人生を走り抜けた監督です。
今作も2009年制作ですが、8年の歳月を経て日本上陸!!
<登場人物>
■ムルー イギリスとマレーの少女。
■マヘシュ インドのヒンドゥー教徒、ムルーとマヘシュは恋心を抱いている
■ハフィズ マレー人。母親が脳腫瘍で世話をしている。
■カーホウ 南方華人。ムルーに恋心を抱いています。

<ストーリー>
マレーシアの高校、タレンタイムと呼ばれるコンクールを目指す高校生たち。お互いの恋心や、宗教や多民族の違いなどを乗り切り、その先にあるものとは?!
<感想>
ヤスミン監督を見たのは初めてでしたが、とても楽しく胸を鷲掴みにされる内容でした。家族のあり方の描き方は素敵。
ハフィズの母を想う姿は、本当に感動しました。南方華人のカーハウが、広東語を話していたのが、親近感を感じました。笑

今作は赦しや優しさを感じる作品です。
ヤスミンワールドは、初体験でしたが本当に優しさいっぱいで、現代日本が忘れてしまった温もりがいっぱいありました。ラストは思わず涙が...。
ネット解説によると、チャップリンオマージュもあるそうです!(もう一度見なきゃ!
おかわり必至の名作でした♬
一

一の感想・評価

3.8
51歳の若さで亡くなったマレーシアの女性監督 ヤスミン・アフマドの遺作長編

音楽コンクールを前にどこかざわつく学園を舞台に、参加する生徒たちそれぞれが抱える悩みや嫉妬や恋愛模様など、輝ける青春を鮮やかに映し出す

ずーーっと観たかった作品をようやく鑑賞
やたらと評判が良くて気になっていたものの、観る手段がなく販売前からDVDの予約までしていたのに、すっかり2ヶ月以上も忘れてしまっていたという大失態

個性豊かな登場人物達のみずみずしい青春模様と残酷な現実
多民族国家であるマレーシアならではのテーマを映像に落とし込み、人種や宗教の違いによる誤解や偏見などの問題が浮かび上がってくる
しかしあくまでもメッセージ性は控えめで寄り添うようにした見事な語り口

恋愛だけではなく、親子の関係や友情にまで多様性を肯定する柔らかなタッチで優しく包み込み、心と心が繋がっていく過程は涙なしでは観られない

重すぎず過剰な演出もなく、とにかく温かく優しい眼差しを徹底している味わい深い物語で、随所に散りばめられたユーモアも絶妙
なにより、ひとつひとつの曲が素晴らしいので1度聞いただけで頭から離れないし、ひたすら胸に沁みる

恐らくマレーシア映画自体が初めての鑑賞だったけど、評判通り素晴らしい作品で購入して良かった

〈 Rotten Tomatoes 🍅-% 🍿※93% 〉
〈 IMDb ※7.0 / Metascore - / Letterboxd ※4.0 〉

2021 自宅鑑賞 No.352 DVD
いろんな家族のお話、だと自分は思ってる。
お国柄、いろんな民族がいていろんな家族がいていろんな人間がいて。それを包括的に愛でくるんだような作品。
クラシックともに景色のみが映し出されるのはやっぱりいいね。
三姉妹の絶妙な仲の悪さとか、クローズアップはされないけれどいろんな描写に奥行きが感じられて、本当にそこにその人が根付いているようなリアルが感じられるのが素晴らしいです。

はじめは群像劇だと思ってなかったので登場人物多すぎて混乱してしまった。
耳聞こえない人のお姉さんが好き。夜中に起こされるシーン好き。
タレンタイムで歌うのに途中でフル曲流すんだ!?とはなった。てかタレンタイムて何!?
>|