父がイギリス系とマレー系の混血、母がマレー系でムスリムの家庭のムルー。
インド人でヒンドゥー教の家庭のマヘシュ。
マレー人でムスリム、母が脳腫瘍のハフィズ。
中華系のカーホウ。
この4人が主な登場人物だが、これだけでマレーシアって多種多様だと思う。
恋愛も含めて人間関係に関しては日本よりずっと複雑なんだろうなぁ。
だから恋愛したり喧嘩したりも日本のように単純ではない。
でもそれだからこそ、お互いに心が通じた時は、より感動が深くなるような気がする。
この作品はタレンタイムという音楽コンクールの話だが、やはり歌や音楽がとてもキレイだ。
最後はやっぱり泣いた。
見えすいたドラマを見せられたわけじゃないのに泣いた。
それは、どこか私の中に、人との結びつきに飢えてるところがあるからだろうと思う。
マレーシアの映画って初めてだったがしみじみした。