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酔いどれ天使のkaitomoのレビュー・感想・評価

酔いどれ天使(1948年製作の映画)
3.7
気の強い酔いどれ医者(志村喬)が、結核の疑いの有るチンピラ(三船敏郎)とぶつかりながらも、面倒を見ずにはいられない人情話。
海外の文化が入ってきて、ごちゃっとした街並み、整備されていない道路、人混み、そして謎のでっかい水溜まり。戦後間もない、こういう未完成の風景は映画でもなかなか観られないので興味深かった。
サスペンス要素として、オカダが小物っぽすぎて緊張感に欠けたので、もっと迫力のあるキャラクターであれば良かった。
ブギを唄うお姉さんも印象的。
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