ryotaro

パイレーツ・ロックのryotaroのレビュー・感想・評価

パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)
3.9
「音楽に救われたから、音楽の為なら死ねる。こんな事本気で言っちゃうDJ達の物語、つまり俺たちの映画」
物語は船の上 海賊ラジオ局での人々の生活についてのもの。
いやーまず、出演者がやばい。俺が大好きなフィリップシーモアホフマンね、彼はヘロインで最近死んじゃった俳優だけど、「あの頃ペニーレインと」でもロックが好きな役で出ててかなり好きだった。他にも、イギーポップとリアムギャラガーの顔を合わせて2で割ったようなリスエヴァンスや、渋カッコいいビルナイ。イギリスのコメディといえばこの人ニックフロスト。
彼らが24時間ロックを掛けまくるんだから本当に最高な映画。

音楽については特に冒頭とラストがヤバすぎ。冒頭のキンクス オールオブザナイトを流しながらのホフマンのヘドバンと視聴者のシーンを見た瞬間に俺たちの映画だと確信した。ラストの曲はデビッドボウイのレッツダンス。映画の中で「俺たちが死んでも若者はロックを聴いて夢を描き続ける!!」
まさにボウイが僕たちに残してくれたのと一致してラストは泣いちゃう。昨日見たウォールフラワーにもボウイの曲が使われてて本当に音楽ってロックって素晴らしいなと思ったなー

ロックの反体制さが素晴らしく描かれている、冒頭だけでいいから観るべき。

興奮して殴り書きだから文章まとまってないけどロック好きなら観て損は無い。
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