ku

血と骨のkuのレビュー・感想・評価

血と骨(2004年製作の映画)
3.8
昭和を生きた怪物。

内容は、1920年代、一獲千金の夢を胸に済州島から日本に渡って来た金俊平。彼は李英姫を強姦し強引に結婚。息子の正雄らに暴力をふるい、次々と愛人を囲う父親だった......というもの。

暴力とエロが多いです。ビートたけし演じる金俊平がまさに怪物で、指示に従わないものは子供でも親戚でも関係なく暴力で従えます。また、なにがなんでも子供が欲しいのか、奥さんだけでなく、複数の愛人とも姦通します。そんな男の死ぬまでを描いた作品です😌

やはり、戦争を経験をしたからかすごい暴力的で、良い人に見えるシーンなんてまったくありません。終戦後の日本男児はみんなこんな性格だったのでしょうか。今では考えられませんね🤔

中盤出てくるスタミナ料理も結構キツかったですね。蛆虫が湧いてる赤肉を頬張るシーンは正雄同様観ていて気持ち悪かったです...。乱暴で残虐な金俊平の波乱な人生、気になる方は是非☺️
ku

ku