戦前、朝鮮から大阪に渡り、主に暴力のみで金を稼ぎ、周囲を傷つけながら超自己中心的に生きる男のはなし。
観た後、そこそこ落ち込むレベルの凄惨さだった。ウジ虫湧きまくってる生肉の件、忘れられないだろうな…
秀逸なタイトル、そう言う事か。。
“血は母より、骨は父より受け継ぐ”
血と骨、親から受け継ぐ宿命。子は親を選んでやってくると言うが、どの家族に入るかによって人生は大きく左右される。切っても切れな…
豪傑な金俊平が最強すぎる作品だった。
在日朝鮮人の感情が昂ると自然に母国語がこぼれる描写がリアルで、人物の内面や背景が細やかに表現されている。
自分の中で北野武さんが出演している映画は、風呂場で…
今まで自分勝手に暴力をふるい
誰も寄せつけずに生きてきた人が
最後は誰からも必要とされず憎まれてただ「死にぞこない」と言われる
その瞬間強さも恐ろしさも全部剥がれ落ちてただ人間の孤独だけが残る
…
大正十二年に来日し、強靭な体躯と凶暴性により皆に恐れられた男の暴力に満ちた日々と孤独を描く。
北野武演じる金俊平の自己中心的かつ暴力的な人間性の根源は、朝鮮人に特有の「恨の文化」に求められる。彼の…