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血と骨のinuのレビュー・感想・評価

血と骨(2004年製作の映画)
3.9
重低音や鈍痛のような映画。在日朝鮮人の一代記。一貫して自分勝手な男の生き様を丁寧すぎるほどの描写で描いている。その描き方に賛美を送りたい。一方でそこに深遠なメッセージや内容があるかと聞かれるとそれは微妙で、あくまで一人の人間を映画においてこれだけ上手く描いているというところが評価に値する点だと思う。
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