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海軍爆撃隊
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『海軍爆撃隊』に投稿された感想・評価

 京都・大原で野外上映されてたので鑑賞。

 本当に出撃して爆撃して帰還して、再出撃する、良くも悪くもただそれだけの映画。
 描写されるのは戦闘機の中と外と、空撮された中国の大地と、後の特撮の神様が手がける空中戦のみ。この乗員にこういう背景がありましたとか、こういう動機で入隊しましたとか、一切無し。敵兵は人間の姿すら出てこない。
 敵兵との空中戦や山中スレスレの低空飛行など特撮監督・円谷英二の手掛けた部分は見応えあったけど、そこの部分以外のドラマ部分があまりにも少なかったし、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされたパートでも感情移入しづらかった...
 観たのは現存するフィルムを繋いだ短縮版なので、本来のバージョンにはそれぞれの隊員(声が出なくなって死にかけた隊員含む)のドラマがあったんかもだけど。
 ドラマパートで原節子さんまで出演させたハワイ・マレー沖海戦なんかと比べると、どうしても映画としてのドラマ部分の足りなさが気になってしまった。

/ただ負傷した乗員を必死で元気づけるシーン見てると、「あ、当時は建前上は命を大事にする価値観だったのね。戦中末期と違って」って勝手に切なくなったな...

/たまたまフィルムが見つかった本作みたいに、戦争色強めだからって理由でフィルムが破棄された映画が大量に存在するんだろうな...

/こういう映画が存在した、ということを知れたのはよかった。上映してくれたair大原やその他協力者の方に感謝
na2
4.0
京都のAIR大原にて鑑賞。
20年ぶり、戦後3回目となる上映という貴重な機会に立ち会うことができました。

1940年公開の東宝映画で、戦時中に制作された作品です。当時のプロパガンダ映画の多くは、戦後GHQによる接収や処分などで現存数が少ない中、この作品は2006年に偶然フィルムが発見されたそうです。
冒頭の20分程は既にフィルムが切られていたそうな。。

特撮を手がけたのは、後に『ゴジラ』や『ウルトラマン』で知られる円谷英二。戦時下とは思えない完成度の特撮映像は非常に興味深く、映画としてもテンポが良く、最後まで引き込まれました。