ウォン・カーウァイ監督初鑑賞。
全体的にお洒落な雰囲気。
カメラと被写体の間に窓や物を配置しているシーンが多く印象的だった。
店の防犯カメラからの映像も含め第三者からの視点という部分が強調されているように感じた。
また、スロー再生やコマ送りのような映像、被写体以外を強烈にぼかしていたり等、何かを暗示しているのかはわからないが単純に映像として面白かった。
ストーリーとしてはそこまで印象深いものはなかったが、ラスト付近の人を信じるなという掛け合いは良かった。
カジノの女のファッションも水色のネックレスの重ね付け赤いフレームのサングラス、緑のバック等華やかな色遣いでお洒落だった。
ラストはキスの所でパイと溶け出したアイスの映像を流す事でキスの情熱さを加速させていて印象深かった。