マイ・ブルーベリー・ナイツの作品情報・感想・評価・動画配信

「マイ・ブルーベリー・ナイツ」に投稿された感想・評価

みき

みきの感想・評価

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美味しくないわけじゃないのに売れ残っちゃうのはなんでなんだろうなーーー
最後良かった、好き
komo

komoの感想・評価

4.4
恋人と別れたばかりのエリザベス(ノラ・ジョーンズ)は、失意の中であるカフェを訪れる。そこは客が忘れて行った鍵を集めるのが趣味という風変わりなオーナー・ジェレミー(ジュード・ロウ)が営む店だった。メニューの中で”いつも最後まで残ってしまう”というブルーベリーパイを振る舞われ、はにかむエリザベス。
ジェレミーと上手く行くかのように見えたエリザベスだったが、自らの意思で彼の元を離れ、たった一人で旅に出る。


【”向こう側”までの距離】

大好きな恋愛映画。
恋愛映画と言っても、主演であるノラ・ジョーンズとジュード・ロウが同じ画面内にいる場面は少なく、ほとんどノラ・ジョーンズのロードムービーのようなつくり。

傷心のエリザベスに、ジェレミーはあえて残り物のブルーベリーパイを振る舞います。
他のスイーツはバランス良く売れるのに、何故かいつもホールのまま残ってしまうブルーベリーパイ。
「ブルーベリーパイの何がいけないの?」と訊ねるエリザベスにジェレミーは答えます。「ブルーベリーパイがいけないんじゃない。でも、残ってしまうんだ」
台詞のひとつひとつがエリザベスに寄り添っている、愛おしい映画です。

このまま優しいジェレミーの元にいることが幸福への近道なのに、自立を目指して旅に出たエリザベスは強い。
旅先で出会った女性たちは、それぞれ自分の配偶者や父親との確執を抱えていました。
身内を恨まなければならないのは苦しいことですが、”憎しみ”や”愛憎”と言った感情も、言うなればその人への依存の形であるのかもしれません。
元恋人に依存し、その結びつきを失わされる悲しみを味わっていたエリザベスが旅の中で彼女たちに出会ったのは、きっと必然だったのです。

新たに愛し始めているジェレミーの元を自ら旅立ち、彼を”向こう側の人”としたエリザベス。
しかしその向こう側までの距離は、本当は”距離”などではなく、心を寄せればいつだって近づけるもの。もちろん、”向こう側で待つ人次第”でもあるけれど。
最後にエリザベスとジェレミーがゼロの距離になるシーンは本当に美しく、前半の映像の伏線回収までしているところも見事でした。
つまずいた時に何度も観たくなる作品です。
ヒロト

ヒロトの感想・評価

3.9
ブルーベリーパイにアイスのせて食べたい。

みてるとすごく落ち着く、またみる。
映像と音楽が最高。非日常的なキラキラしたものを綺麗に撮るのがソフィアコッポラなら、ウォンカーウァイは日常の中の何気ない光景を再解釈して綺麗に撮るのが得意なんだなぁと思った。登場人物を横から写すカットが多いので、ジュードロウとノラジョーンズの綺麗な横顔がすごく映える。
ムーディな音楽も映像とマッチして良かった。

“ブルーベリーパイが悪いんじゃない。ただ選ばれなかっただけ”
これから色々あるたびにこの台詞を思い出すんだろうな
momomo

momomoの感想・評価

3.7
ブルーベリーパイ食べたくなった

映像も変わってて面白かった
パイがジュワッてなるとこ
「どうしてわたしは選ばれなかったの?」っていう疑問について、理由はなくてただそうだっただけなんだと、自分を否定しないでねって2時間通して語りかけてくれたような感覚。
ブルーベリーパイが食べたい…
撮影の手法などはさすがのウォンカー・ウァイ作品で映像が独特。カット割など斬新でストーリーとのギャップがただの恋愛映画に終わらせない。全編に流れる音楽やノラジョーンズの歌声も上手くはまっており、特別な手触りの映画だ。
nonbo

nonboの感想・評価

3.0
ジュードロウがカッコイイ!

じんわり染みて、ゆったり自分と向き合える。
フランス映画のクセもなく、ステキな映画。
りさ

りさの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ノラジョーンズとジュードロウのラブロマンスと思って観たら、予想とは違った展開だった。
妻を熱愛するアル中の男が印象に残った。

この頃のジュードロウはすごくハンサムです。
Kevin

Kevinの感想・評価

4.3
映像も内容も、とても素敵な映画だった。

なぜか売れ残ってしまうブルーベリーパイ。
売れ残ってしまう理由は分からない。美味しくないって訳じゃ全然ない。
転じて、恋人に振られたとしても、自分に欠陥があった訳じゃないよね。てか、生きてたら悪い事が起きるけど、まあ、そういうもんだよね。
だからって諦めて不感症になるんじゃなくて、キッチリ悲しんだり後悔して受け止めながら、なんとか上手くやってこうぜ、みたいな内容。

主人公は恋人に振られて、でも振られた理由が分かんなくて、何でやねんって悩み倒してマイナス思考に嵌って、このままじゃダメだと街を離れる。
その先々で様々な人と出会う。
トラブルやすれ違いがあるけど、どれも誰が悪いとか悪くないとかじゃなくて、ただそうなってしまった、と言うだけ。

ショックな事があった時、誰かや何かに原因を求めるんじゃなくて、そういうもんなんだと受け入れて前に進もうと思えるのは、その先に素敵なものがあるって分かるから。
進んだ先に素敵なものがあると分かれば、人は結構簡単に踏み出せる。

主人公の場合は、セクシーボンバージュードロウ。
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