2018年56作目
監督:ウォン・カーウァイ
世界観に引き込まれました。
言葉を使わなくても伝わってくる感情があることを知りました。
「他人は鏡のような存在ね。自分を知るための手がかり。他人の姿に自分を映すのよ。エリザベスより」
自分の感情って意外と分からないもので、他人に共感した時に気づいたりする。時には、共感できない譲れない気持ちが芽生えたり。
私はただただ、主人公に共感しました。大切なモノやヒトを失うと、立っていることすらままならなくて、勝手に涙があふれてきて、何もしたくないし悲しいはずなのに、何かが自分を突き動かして次へと押し出す。
前のままの自分でいたいような、変わりたいような。