おもしれーーー！！！！
スポ根の王道を通り越してもう知ってる話なんですがこれ、なんというか映画を観るという体験の面白さに溢れてる！！
次々に押し付けられていた雑用こそが、空手の動きを習得する特訓であったとわかるあの瞬間の気持ちよさ、絶体絶命の局面から"鶴の構え"が炸裂する逆転劇の爽快さ！ぜ〜〜んぶわかってた展開だけど、こうでなくちゃあ！と思った、まじで最高すぎて声出して笑った
恋愛や喧嘩、ティーンならではの青春模様なんかもとってもわざとらしい演出で豊かに彩られていて可愛らしく、直球で隙だらけ、それでいて丁寧な、愛嬌満点の映画だよ
そして、なんといっても、欧米人が思うコテコテのカラテマスターを見事に体現したMr.ミヤギの存在ね……最後主人公を差し置いてミヤギの顔のアップでエンドロールに突入するのになんの違和感も無いことが、この人物の魅力を物語っているわね
あとコブラ会の道場の悪の本拠地っぷりも良いですよね(悪そうなコブラの絵と共に看板にデッカくCobra Kaiと書いてある)、正拳突きの掛け声が「KILL(殺す)」なの殺意高すぎる
出来の悪いつまんなそうな続編がいくつもあってすごい楽しみ！ゲラゲラ文句言いながら観ましょうね〜！イエスセンセイ！！
