金融街で活躍する若き証券マンの復讐と恋愛が中途半端に語られていた。
株式の市場同行やその動きを見てスマートな男達のカッコいいやり取りが見られるかと思いきや……ストーリーの軸が散漫な印象。
シャイアラブーフが自身の所属する証券会社の取締役であり、師匠と慕う人間が追い詰められて自殺してしまったことを受け、元凶であるライバル会社の男に株価操作の不正を暴くなどの手で迫る。
前作のウォール街の続きらしく、マイケル・ダグラスが服役するきっかけは知らずに見てましたが、彼の心境の変化や考え方がこの作品ではまったく理解できくて残念。
男女の恋愛要素と金を稼ぐ男の黒い野望はアンマッチ。