NaoyaSaitou

欲望のあいまいな対象のNaoyaSaitouのレビュー・感想・評価

欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)
4.8
久々の同監督の『哀しみトリスターナ』の鑑賞から、今作を観た。
精神疾患が持病な私だが、とてもブリュエル監督の映画を見ると、何度も心地がいい。
上品でいながら、人生は不条理である事を悟らせてくれる。
自分が落ちぶれても、自信が持てる映画がある事が救われる。
大好きな仏語を中心にして、監督のご当地の、西国をモチーフにする所も好きな点だ。
(38年の歳月を経て、AVアンプが他界。VHSの名作の数々が見れない状態。
いつか、復旧したいものだ。)
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