だぼく

ラヂオの時間のだぼくのレビュー・感想・評価

ラヂオの時間(1997年製作の映画)
4.3
素人作家の脚本がラジオドラマ化されることになるが、演者のワガママが発端で、ストーリーがめちゃくちゃに!
舞台は熱海からシカゴへ!
パチンコ屋のアルバイトはやり手の女弁護士に!
そして、寅造は、、、、!!!!

カメラを止めるな!のレビューでこの映画の名前を挙げている人が多く、ずっと気になっていました。
同じ構造なのかな?と思ったけど、カメ止めとはまた違った面白さ!かなり楽しめました。

この映画を関数に例えるならば、発散が早すぎてちゃんと収束してくれるのか心配になる、そんな感じです(?)。
でも大丈夫。この関数はt=100[s]あたりにて、想像を超えた美しいエンドに収束します。
演者、プロデューサー、脚本家、そして視聴者。誰もが納得し、誰もが幸福となる、素晴らしき「ラヂオの時間」でした。
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