60年代のクラシックカーやレトロな洋服、カラフルでポップな画面を見ているだけで心が弾む。最初の数秒で、間違いなく好きな作品になると確信した。
前向きで素直で、自分のコンプレックスにも目を向けず夢を追い続けるお茶目なトレイシー観ていると自然と笑顔になれる。
互いに啀み合っていた黒人と白人たち、体型についてからかわれている主人公や母など、様々なアイデンティティを持ったキャラクターが歌とダンスを通じて徐々に混ざりあっていく爽快なストーリー。音楽に境はない。
古い差別的な考えに囚われたままのミシェルに「これが未来だ」と言い放つシーンが最高だった。
やっぱりミュージカルは元気をもらえるし歌とダンスのパワーは計り知れない。大好き。