みちみつる

ヘアスプレーのみちみつるのレビュー・感想・評価

ヘアスプレー(2007年製作の映画)
4.0
明るくハッピーな気持ちになれるミュージカル映画の代表格。それでいて1960年代の黒人差別が主題のひとつとなっており意外にも社会派映画の側面があり驚いた。
主人公トレイシーはぽっちゃりな女の子だが、人からどんなに侮辱されようと挫けず、持ち前の明るさと確かなダンスの実力でスターへと上り詰めていくのがかっこよかった。
あと、ジョン・トラボルタの意外すぎるキャスティングに衝撃(笑)でもめちゃくちゃ役に合ってて違和感無く観られた。このキャスティング考えた人天才だな…
ザック・エフロンは安定のイケメン。クリストファー・ウォーケンはキャッチ・ミー・イフ・ユーキャン、パルプ・フィクションくらいでしか知らなかったがこんなコミカルな演技もできるなんて凄いなぁ。ジョン・トラボルタとクリストファー・ウォーケンの実質オジサン2人のダンスシーンは微笑ましすぎて笑ってしまいました。

この内容で『ヘアスプレー』ってタイトルにしたのはセンス良いなぁ…