宮崎あおいはええなぁ、堺雅人は所々で顔面の破壊力を発揮してくるなぁ。
最初からトカゲと畳の撮合わせがよかった!
これを観たきっかけは仲良くしたい人が鬱だったからというものだけど、そもそも自分の母親が鬱でずっと父親が母親を療養するといった家庭環境の中で私は長女として育ってきた。子供だったから「育てられる側」として胡座をかいていて、母親のことを恨んだ事もあったけど、この映画を観ると寧ろそれをバネに歪になった心で誰かを受け止めてあげたい(共依存は良くないけど)、私だっていつか鬱になるかもしれないけど、なるべく心のキャパを拡げに拡げて暮らしていきたいなぁと思ったものだった。