バニラ

ツレがうつになりまして。のバニラのレビュー・感想・評価

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)
2.8
「ワガママ言わずに頑張ってくれよ」うつ病への理解がまだ少なかった時でもあった。
病とは言えど自己都合退職となると業務の引き継ぎは確かに必要なので、社会の厳しさもリアルだ。
うつ病を受け入れてから堺雅人の演技はオーバーな気もした。
宮﨑あおいとの夫婦の会話にはいつも思いやりがあった、そこに夫婦らしさはなくてツレと呼ぶのも最後まで違和感あった。
「どうして土足で踏み込んでくるのかなあ」
それが世の中かも。
自身に置き換えても、程度の違いはあれど落ち込むことはある。
感情移入はできたけど、ハッピーエンドは作品として出来すぎだった。
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