ここまで良い映画だったとは!前半がうつ病の無理解、後半が理解する描き方だった。
うつ病は「誰でもなる心の風邪」、まさにその通りです。昨今の芸能人の悲しい出来事などを見れば分かりますが誰でもなる病気です。主人公は曜日ごとにネクタイやお弁当の具を決めていたり、やや細かい事が「気になる」性格ですが、このタイプの性格の人がうつ病になるとか、だからなるとか言えば、答えはNOです。誰でもなります。
主人公の上司が病気に対する「無理解」による対応にイライラし、自分に返ってくるぞ!その立場にならないと理解しないタイプだと思い呆れましたが、ラストシーンで救いがあり良かったです。
主人公のうつ病はストレスが原因で、元となったクレーマーに近い方のラストの描き方は私なら出来ません。原作がある様ですが、ここは良い感じに描き出した感な印象を受けましたねー。
うつ病だけでなくその立ち場になった時の事を「想像」「理解」出来る事が大切だなと改めて思いました。思いやりの心ですね。