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みれんのtのレビュー・感想・評価

みれん(1963年製作の映画)
4.0
仲谷昇がどの瞬間も最高。
負け犬に惹かれると言って男たちの間を漂泊し続ける池内淳子は当て所なく転がっていく空き缶のよう。
過去現在と本郷江ノ島を行き来する松山善三の高粘度なシナリオが活きていた。バス停と坂道と車道が交差する結節点に宿るドラマ。千葉泰樹はたまに変なズームが挟まれるな。
パンツ一丁の仲代達矢がたまらなく愛おしく思えること請け合い。
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