おみそ

マッチ工場の少女のおみそのレビュー・感想・評価

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)
3.8
カウリスマキ監督作品鑑賞7作目。

こんな切ない作品も作るんだ…。
救われなさ、いたたまれなさがやばい。
エンドロールがずっと無音なのが、
それを端的に物語っている。

「始末しろ」で今まで抑圧してきたものが決壊しシリアルキラーへ。

同情の余地がないわけでもないけど、やはり犯行としては常軌を逸していて、最後逮捕されて物語が終わるのは個人的にホッとした。そこはカウリスマキ監督らしい気がした。

それにしても幸薄い女性演じるカティ・オウティネン…ハマりすぎ。
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