よしおスタンダード

バッド・ルーテナントのよしおスタンダードのレビュー・感想・評価

バッド・ルーテナント(2009年製作の映画)
3.0
No.3247

『鬼畜ニコラス、鬼畜なのに大活躍!?』

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鬼才アベル・フェラーラ監督の問題作『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』のリメイク。

これ、フェラーラ版のリメイクとして見ると、全然テイストが違うので拍子抜けしてしまう感じだが、

これはこれでありなのか!?

ハーヴェイ・カイテルの気持ち悪いほど生々しい「ラリった」演技と比べると、

ニコラスのほうは、「いつもラリってるけど、一応ちゃんと仕事はしてますよ」感が出てる。

実際、ヘルツォークはちゃんと一つの事件を軸として、物語として描いてる。

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でもやっぱり「ヘルツォークの」映画としてみると、物足りない・・・。

クラウス・キンスキーと組んでた頃があまりにもギラギラしすぎてたからなぁ・・・。