のり

狩人の夜ののりのレビュー・感想・評価

狩人の夜(1955年製作の映画)
3.4
兄弟2人は父から大金の隠し場所を託される。父と同室だった自称牧師は出所し、兄弟がいる家にやってきて…

神への信仰もいきすぎると怖い。白黒の映像で余計な背景を削ぎ落としているのでストーリーに入り込みやすい。でもシンプルな映像ながら綺麗というか幻想的だった。水中の死体のシーンは美しい。白黒なのに色がついているように錯覚するほど。

ロバート・ミッチャムの狂気染みた演技は素晴らしい。嘘くさい話で周りを取り込んでいき、兄弟2人は追いつめられていく。川際での叫びは名場面。
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