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狩人の夜のMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

狩人の夜(1955年製作の映画)
1.5
ロバート・ミッチャムだし、リリアン・ギッシュだし、大人のサスペンス映画だと思っていました。ところが途中でふと思ったんですが、この映画、お子さま向けクリスマス映画みたいです。

ジョン(兄)とパール(妹) vs 偽説教師パウエル(連続殺人犯、ロバート・ミッチャム) です。
兄妹は、強盗殺人で死刑になった父から、盗んだカネの在り処を聞いています。
パウエルは、刑務所で兄妹の父と同じ監房になったことから、そのことを嗅ぎつけます。

話の展開は凄く雑です。セットもときどき紙芝居並みにお粗末になります。あるいはシュールと言うか? (あまり狙ってやってるようには見えないんですが)

ロバート・ミッチャムは怪演です。でもときどき、ここまでやればいくら鈍い子供でもわかるやろ みたいな超わざとらしい場面があります。お子さま向け映画かと思った理由の一つです。

パールは楽しいです。髪型が凝っています。$100札をハサミで切って遊びます。
でも監督のことは嫌いです。よくふてくされたそうです。ふくれっ面は別の場面に再利用されました。
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