「インティマシー/親密」
冒頭、慌しく目覚める男。その部屋に1人の女が現る。2人は激しい性行為へ。バーで会う青年に部屋を紹介、毎週水曜日に肉体関係を持ち、彼女の後を追う、地下劇場、女優、家族…本作はP.シェロー監督がベルリン国際映画祭最高賞金熊賞を受賞した2001年の作品かつ銀熊賞も女優K.フォックスが見事に手にした英国作家のH. クレイシ原作を映画化した本番行為によるSEX映画で過激である。さて物語は2人の男女が毎週水曜日にSEXをする。ある日、彼は彼女の後を追う。辿り着いたのは地下劇場で、彼女が舞台女優と知る。更に彼女には旦那、息子が居る事実をも知る。後に彼はその旦那とも会い度々会う間柄に…と単純に話すとこうで、当然国内盤にはモザイク処理があり、萎える。どーでもいい話だが、主演のM.ライランスの配偶者の名前はクレア・ヴァン・カンペンで、この相手役の女優の役名もクレアだから、どんな気持ちだったのか聞いてみたい…笑。今思えばブリッジ・オブ・スパイでオスカー手にしたよな彼。正直、金熊賞を受賞しなきゃ見落とすレベル、てか金熊賞映画なのかと感じる。当時の審査員に見る目無かったのか…確かアルジェントやアキンだが、ぶっちゃけ北京の自転車やマレーナが受賞すれば良かったのにと思う。北京の自転車は銀熊手にしたが…。過激な描写好きにはお勧め。
