シリーズ一気見ということで視聴。前2作とは変わって、ホグワーツの裏側というよりも両親の死の真相をめぐって話が進んでいく。ハリポタシリーズはスネイプしかりシリウス･ブラックしかり一見悪役のように見えて実は味方というパターンが多く最後まで目が離せないのが魅力の一つだろう。また終盤では『バタフライ･エフェクト』的なタイムリープの要素も取り込まれており、時代的な傾向も感じられる。今作では学生や先生間の人間関係に大きな進展は見られなかったが、ロンとハーマイオニーのカップリングはいよいよといった感じ。また、ホグワーツでの3年目を描いた作品だが、前作からは2年後の製作であるため、学生キャストの顔つきや風貌には少なくない変化があり、やや困惑するが、そこは子役が登場するシリーズものには付き物のため致し方ない部分だろう。
